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ワインを通じて様々な人間模様を描き出す ソムリエールの新刊が発売されました。 以前の作品「ソムリエ」とパターンはそれほど変わらないのですが、 原作者・城アラキさんが作りだす物語の質が高いので 定番ならではの面白さという感じで楽しんでいます。
ワインにはそれぞれの生産者の想いが詰まっており、 その想いはワインの歴史へと繋がっていきます。 そしてそれらの物語が人間の関係をも豊かにしていく…… 下戸で全くお酒が飲めない僕ですが、 この作品を読んでいるとワインの持つ奥深さが感じられるのです。
ワイン以外の部分では…… 探していた父に関して大きな情報が出てくるなど、 主人公の樹カナに大きな転機が迫りつつある感じ。 ワインの物語とともにこちらの展開にも期待が高まります。
前巻までの感想は以下のリンクから ・1巻 http://fake.blog.shinobi.jp/Entry/848/ ・2巻 http://fake.blog.shinobi.jp/Entry/935/ ・3巻 http://fake.blog.shinobi.jp/Entry/1162/