久しぶりに1時間50分枠だと短いと思える試合でした。
来週の3試合は全て1時間50分枠で確定。
2週後からは枠が長くなっている試合もあるのですが……
プレーオフをこの枠で放送したらファンは皆怒るよ。
うちはGAORAが有るから良いけどさ。
BS1で放送された試合ですが、間があいたので続けます。
放送 NHK-BS1
実況・黒氏康博さん、解説・高野元秀さん。
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1Q
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2Q
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3Q
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4Q
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TOTAL
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DAL
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7
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10
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7
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7
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31
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NYG
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7
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10
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0
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3
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20
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公式スタッツ & ハイライト映像etc.
http://www.nfl.com/gamecenter?season=2007&week=REG10&game_id=29335
激戦区NFC-Westの1位・2位直接対決、
WEEK 1では35-45という点の取り合いの末、DALが勝利しています。
1敗を守り続けているDALは、タレントが揃っている上に、
チームとしてのまとまりもある事で、攻守ともに安定感は抜群。
接戦での勝負強さも持っており、NFC屈指の好チームです。
NYGは開幕2連敗の後に6連勝し、DALを1ゲーム差で追いかけています。
特にここ数試合は守備の活躍が目覚しく、
こちらも攻守ともに好調を維持していると言えるでしょう。
NFC-Westの天王山となったこの試合、
些細な反則が積み重なり、流れが傾いていきました。
DALは試合の主導権は握られていたのですが
ビッグプレイを数多く見せて勝負では勝つという渋い戦いぶり。
オフェンスが見せた前半のTDドライブは、
相手の反則にも助けられたのですが
ともに4分以内で65ヤード以上前進と爆発力を見せました。
中心となったQBロモは、20/28と70%を超える高いパス成功率と
4TDという勝負強さでチームを牽引。
大型契約を結んだばかりですが、相応しい働きを見せました。
そして後半には欲しい所できちっと追加点を奪い、
追いすがるNYGにダメージを与えました。
前半に多くの反則を犯し相手を助けていたディフェンスも
後半に入ってからは反則も減り、
進まれてもTDを与えないという粘り強さも出てきました。
攻撃時間が25分でも、得点を奪う事が出来、
さらに終盤でもディフェンス力が落ちないのは凄いかも。
これでスイープとなり実質3ゲーム差に開きました。
地区優勝への大きな一歩となったかも。
NYGは、前半は相手の反則にも乗じて同点で折り返したのですが、
後半は逆に反則で突き放され、痛い1敗を喫しました。
ランもまずまず好調、パスもそれほど悪くなく
オフェンスはそこそそ進められていました。
特に前半終了間際残り27秒からFGを奪ったドライブは
相手の反則以降に戦略を立て直して奪った価値ある物。
その勢いを後半最初のドライブに繋げられなかったのが敗因かも。
唯一問題点を挙げるとすれば、QBイーライ・マニングが
レシーバーの投げ分けを出来ていなかった事かな。
それでも悪くなかったと思われます。
残念だったのがディフェンスの出来。
ここ数試合の勢いは少しだけ見られたものの、
65ヤード以上のドライブを4回も許し、
それを全てTDに繋げられてしまったのは問題でした。
痛恨とも言えるスイープは地区優勝争いには大きなダメージ、
しかしまだ試合数は残っているので、
開幕2連敗後のような立て直しを見せてほしいものです。
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