今週、GAORAはテニスマスターズカップの影響で
NFLの放送が3試合しか有りません。
レビューを書く量が減るのは楽なのですが、
試合数が見られないのは寂しいものです。
しかし来週のWEEK 12は4試合中継に戻る上に、
WEEK 13のサンクスギビング(現地木曜・日本では金曜)の試合が
勤労感謝の日と重なった為に生中継と
酷い日程を組んでくれているのですけど。
放送 GAORA
実況・タージンさん、解説・濱田篤則さん。
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1Q
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2Q
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3Q
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4Q
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TOTAL
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JAC
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7
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7
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7
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7
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28
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TEN
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0
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3
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3
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7
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13
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公式スタッツ & ハイライト映像etc.
http://www.nfl.com/gamecenter?season=2007&week=REG10&game_id=29331
5勝で地区3位のJACと、6勝で地区2位のTEN、
激戦のAFC-South同地区ライバル対決、
WEEK 1の対戦では13-10でアウェーのTENが勝っています。
JACはここ数試合、失点が増えてしまっています。
QBの交代で得点力が上がってきているだけに、
ディフェンスが調子を取り戻せるかが鍵となりそうです。
TENはディフェンスが2試合連続1桁失点と頑張っていますが、
オフェンスではパス攻撃が低調で得点力・決定力が低い状態、
危うい戦いぶりながらも何とか勝ってきている状態です。
WEEK 1とは全く正反対の展開となったこの試合、
ランプレイの大切さが改めて感じられました。
WEEK 1はランでやられたJACでしたが、
この試合では逆にランでやり返した形に。
ランディフェンス1位のTENディフェンス相手に166ヤード獲得、
真向勝負で強固なディフェンスを打ち破った事が全て。
QBクィン・グレイも要所でのパスをきっちり決め
ラン・パスが効果的に作用しあう完璧な形。
前半のTDドライブはともに13プレイをかけて7分以上消費、
相手の攻撃時間を削り取り、ディフェンスにも間接的な
アシストをした形となりました。
ディフェンスも前回の対戦の教訓を生かしたのか、
アサインメントのミスを起こさずランプレイを封じる事に成功。
攻守ともに地上戦を制した形となりました。
地区首位のINDが破れ、2位だったTENを直接対決で下して2位タイに浮上、
序盤の不安定な戦いぶりが嘘のようにチームがまとまっている感じです。
最後まで流れを呼び寄せる事が出来なかったTEN。
これまで攻守を支えていたランが決まらなかった事で
脆さを露呈した形となりました。
ランが駄目ならという事で、パスに活路を見出そうとしましたが、
その転換がやや遅かったように思えます。
結局前半はFGでの3点のみ、前半で付けられた点差が
最後まで重くのしかかる事となりました。
QBヤングが状況を打破できるほどの力量は持っていないので、
このような展開になった時点で既に相手の術中でした。
ディフェンスはDTヘインズワースが離脱した離脱の影響か
リーグNo.1のランディフェンスがやられまくり。
層の薄さという問題点が浮き彫りとなりました。
ランを封じられた時の次の手が出来ない限り、
同じような負け方を繰り返す危険性は十分ありえそう。
どのような対策を立てるのかに注目です。
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