この試合も1時間50分枠でちょうど良い位でした。
こういう試合が続いてしまうと長い枠不要論が出かねないな……
しかし午後からの放送は生放送というのは驚き。
実況・解説にほとんどミスが無いのに……凄いな。
BS1での試合ですので、ひとます「▼」に。
放送 NHK-BS1
実況・野瀬正夫さん、解説・生沢浩さん。
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1Q
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2Q
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3Q
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4Q
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TOTAL
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DAL
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14
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7
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14
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3
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38
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PHI
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7
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0
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3
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7
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17
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公式スタッツ & ハイライト映像etc.
http://www.nfl.com/gamecenter?season=2007&week=REG9&game_id=29323
NFC-Eastの同地区対決、明暗くっきり分かれた2チームの対戦です。
DALは1敗を堅持しNFCトップを快走。
攻守ともに選手が揃い、かつ質が高いプレイを見せており
さらに勝負強さも持ち合わせている絶好調のチームです。
PHIは三度5割復帰に臨みますが、20得点以上が2試合と
決定力の無さがチームの足を引っ張っており、
ハイパーオフェンスを誇る相手に不安が残ります。
攻守で力の差が有ったにもかかわらず、
ミスを連発したPHIが自滅した試合となりました。
DALは一度もリードを許す事の無い安定した戦いぶりで完勝。
前半に奪った2つのターンオーバーを得点に繋げ、
もたつくPHIを一気に突き放しました。
この日は古巣が相手となったWRオーウェンスが大活躍。
10キャッチ 174ヤード 1TDの成績、
そりゃブーイングも受けまくりますよ。
ランプレイの回数が少なかったのですが、
効果的なゲインが出来ていたので問題はなさそう。
ディフェンスは、相手の戦術が狭い事を見越して
その武器をがっちりと封じ込める堅い戦術。
ある程度やられた部分も有りましたが、
流れを変えるようなビッグプレイは許しませんでした。
強さをまざまざと見せ付けた感じでしたが、
この成績でもすぐ後ろに迫っているチームがあるので
油断が出来ないのがややきついか。
とは言っても、隙がほとんど見当たらないので
崩れる気配が全く見当たらないのですが。
PHIはアンダードッグにもかかわらず、ミスを連発し大敗。
いきなりのファンブルロストでゲームプランが狂わされたのか、
プレイ内容に精彩を欠いていました。
オフェンスではWRウェストブルック1人が奮闘、
しかしランもパスも2番手以降の活躍が目立たず
手札の少なさを露呈した形に。
特にQBマクナブの判断力の悪さが際立っており、
中継では控えQBコルブが映されるシーンも増えてきました。
QBマクナブ、HCアンディ・リードにとっては正念場です。
ディフェンスは、パス成功率で80%という高率を許すなど
プレッシャーがかけられず、強力DALオフェンスに子供扱いされた感じ。
常勝チームだったPHIですが、世代交代に失敗し
チームの勢いを失っている感があります。
若手も成長してきておらず、これからも苦しい戦いが続きそうです。
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