アメリカ本土ではサマータイムが終わったので
今週から日本での放送時間が1時間遅くなりました。
現地日曜13時の試合は、日本では月曜午前3時からスタート。
現地16時台の試合は、日本時間では月曜午前6時台スタートと、
一番早い時間の試合を見るのがかなり辛い状況に。
代わりに2試合目の時間帯がとても見やすくなりました。
今日の生放送はその2試合目の時間帯、
GAORAとG*で生放送の時間が重なってしまったのですが、
GAORAの方を見てよかった……見所の多い素晴らしい試合でした。
そして他球場では、理論上最長のプレイが生まれ
さらには同じ試合でNFL新記録が生まれました。
G+で放送予定なので録画決定、視聴が楽しみです。
それではSEA @ CLEのレビューです。
BS1での放送がまだされていない状況なので「▼」に。
放送 GAORA
実況・近藤祐司さん、解説・村田斉潔さん。
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1Q
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2Q
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3Q
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4Q
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OT
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TOTAL
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SEA
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7
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14
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3
|
6
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0
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30
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CLE
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0
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9
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7
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14
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3
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33
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公式スタッツ & ハイライト映像etc.
http://www.nfl.com/gamecenter?season=2007&week=REG9&game_id=29320
4勝3敗の両チームは、プレーオフ戦線において
当落線上に位置する微妙な状態、
ここで勝ってプレーオフ進出へ近づいておきたい所です。
怪我人が続出し、調子が今ひとつ上がっていないSEA。
何とかやりくりしていますが、苦戦を強いられています。
予想外に健闘しているCLEは、負け・勝ちのテレコ状態から脱し
勝ち星を先行、好調なオフェンスがチームを牽引しています。
得点機での決定力の差と得点差のアヤで
延長戦にもつれこむ好勝負となりました。
SEAは試合終了と同時に追いついたものの、
延長でのギャンブル失敗が敗因となりました。
幅広いパス攻撃で、出せないランプレイの穴を埋めていましたが、
延長でのギャンブルでランプレイを用いて失敗。
第4Qでは、2回の攻撃で敵陣10ヤード以内に侵入したものの
結局FGで終わってしまったのもランの脅威が低かったから。
たまにそこそこ進むプレイもあったのですが、
最後までランプレイが足を引っ張ってしまいました。
リードが守りきれなかったもう1つの要因は
後半に崩れてしまったディフェンス。
前半は1度も3rd downコンバージョンを成功させなかったのですが、
後半は5/7+反則で1個献上と完全に攻略された状態に。
さらに延長では、ブリッツとすれ違ったRBにパスを通され
一気にFG圏内に進まれるなど、サイン負けという側面もありましたが、
全く立て直せないまま終わってしまいました。
これで勝敗は五分となりましたがまだ地区首位なのが救い、
問題点の解決は難しいですが、被害を最小に食い止めるべく
戦術面でのサポートが必要だと思われます。
CLEは大接戦を制して3連勝を達成しました。
この日もディフェンスは良くない出来でしたが、
パワフルなオフェンスがカバーしてくれました。
TDパス数リーグ3位のQBアンダーソンでしたが、この日はTDパスは無し。
INTもありましたが、29/48と成功率60%越えで364ヤード獲得。
得点機をきちんとお膳立てしました。
レシーバーは2本柱のTEウィンズロウにWRエドワーズ、
そしてベテランWRジャレヴィシャスが大車輪の働きを見せました。
そしてRBジャマール・ルイスは、距離こそ稼げませんでしたが
チームの4TD全てを1人占め。
さらに延長では値千金の34ヤードパスでチームに貢献しました。
ディフェンスはいつも通りのボロボロさ。
しかし延長で4th downギャンブルを止めた事が
チームに勝利を呼び込んだと言えるでしょう。
守備に不安は抱えていますが、波に乗りつつあるCLE、
これで5勝3敗となり久しぶりのプレーオフ進出も見えてきたかも。
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