王城戦が終了しました。
今回の王城戦は、セナ君と進さんだけを見れば
最後の1回だけセナ君が勝つという点では
春大会と図式的には一緒なのですよね。
違ったのは周りにいたメンバー達の働き。
雪光・夏彦の存在によってエースWRモン太を1対1に出来、
正部員で構成されたライン陣は、
オフェンスのプレイを完遂させる手助けが出来ていました。
繰り返しになりますが、描写は無かったものの
セナ・ヒル魔さん・モン太などが活躍できたのは、
陰で支えていた存在があったから。
もしワンマンに近いチームであれば、
エースたちはもっと簡単に潰されていたと思われます。
あと、それぞれのマッチアップの優劣も
はっきり決まらなかった事も個人的には評価しています。
最後は点の取り合いとなりましたが、
これも攻撃優位のアメフトではありえる事。
http://www.nfl.com/gamecenter?game_id=29191
この試合は昨シーズンの名試合
AFCチャンピオンシップのNE @ INDですが、
失点が32チーム中2位の14.8点/1試合という少なさだったNEが、
後半だけで32失点して敗退してしまいました。
NFL公式サイトのスタッツデータ
泥門に王城ディフェンスの打開策が出来、
また王城のオフェンスを泥門がなかなか止められなくなった時点で
このような点の取り合いになってしまうのは必然。
ですので今回の展開が、オフェンスのIND、ディフェンスのNEに
それぞれ被るように僕には見えました。
デビルスタンガン、デビルバックファイアについての解説も。
特にセナ君がしていたダウンフィールドブロックと
スクリメージ付近で繰り広げられるライン同士のブロックとでは
ブロックそのものの仕方や性質が違うという事が
知られていないのかも……。
集英社
稲垣 理一郎(著)村田 雄介(イラスト)
発売日:2007-11-02
発送時期:通常24時間以内に発送
PR