今シーズンは47人のQBが先発として出場しているというデータが
この試合の放送中にでていました。
全32チームですが、2人のQBが怪我したチームもあるので
10チーム程が先発QBを交代したという事になるのでしょう。
チームはQBを中心に作りますから、
怪我などで離脱すると一から作り直しの例も……
SFはその影響をもろに食らっている感じがします。
そう考えると現在無敗のNE・INDは、
先発QBが壊れる気配すらありません。
だからこそ強さを維持し続けられているのでしょう。
放送 GAORA
実況・タージンさん、解説・濱田篤則さん。
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1Q
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2Q
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3Q
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4Q
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TOTAL
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JAC
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7
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10
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0
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7
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24
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TB
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3
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10
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10
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0
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23
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公式スタッツ & ハイライト映像etc.
http://www.nfl.com/gamecenter?season=2007&week=REG8&game_id=29307
ここまで4勝ずつあげているディフェンスを中心とした
好調な2チームによる対戦。
JACは強力なDLを武器に、各ポジションにタレントを揃え
個の力で相手の攻撃を止めていきます。
TBはタンパ2と呼ばれるカバー2を中心に、
組織力で守備力を高めていっています。
2回のパス成功が凄い逆転劇を生み出しました。
JACは第4Qに逆転し、そのまま逃げ切りました。
逆転に繋がったのはレシーバーによる2つのミラクルキャッチ。
1つ目はWRウィルフォードが、ボールをジャグルしながらも
確保後にきっちり足を2歩残したプレイ。
もう1つはTDパスとなったWRジョーンズのワンハンドキャッチでした。
初先発となったQBグレイは、成功率は50%以下でしたし、
100ヤードしか稼げませんでしたが、レシーバーに助けられました。
そしてランしか計算出来ない状況で、ランに対応した守備に対しても
果敢に突っ込んでいったRB3人も忘れてはなりません。
ディフェンスはこの日はやややられ気味ではありましたが、
ここまでINTが0回だったQBガルシアから3つのINTを奪取。
ディフェンスラインの圧力が功を奏していました。
課題は多いですが、何とかエースQB不在の試合を1つ凌ぎました。
まだ復帰は先のようなので、どれだけ勝ち星を整えられるかが勝負です。
1点差での敗戦を喫したTB、悔しさが残ります。
オフェンスは強力はJACディフェンスを攻略できていたものの、
QBガルシアが喫した3つのINTの影響が大きかったです。
またエースを欠いたRB陣も、思った様な活躍が出来ずに
オフェンスにリズムを与える事が出来ませんでした。
WRストーヴァルの成長が見られましたが、
レシーバー陣の層の薄さは致命的にも思えます。
ディフェンスは、得点を取られたドライブ以外は
ほとんど1st downをいませんでしたし、失点も17ですから
及第点以上の働きは見せていました。
悪い試合では無かっただけに、この敗戦は勿体無かった。
怪我人の影響を受けてしまっているTB、
立て直すためにも若い選手の成長が待たれますね。
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