今年は延長戦にもつれ込む試合が少ないなと思っていましたが、
この試合が今シーズン4試合目だったそうです。
終盤にもつれる試合が多かったのでちょっと意外な感じです。
GB @ DENもBS1で放送された試合ですので「▼」に。
放送 NHK-BS1
実況・豊原謙二郎さん、解説・後藤完夫さん。
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1Q
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2Q
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3Q
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4Q
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OT
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TOTAL
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GB
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7
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6
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0
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0
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6
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19
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DEN
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7
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0
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3
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3
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0
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13
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公式スタッツ & ハイライト映像etc.
http://www.nfl.com/gamecenter?season=2007&week=REG8&game_id=29310
1998年、第32回スーパーボウルの組み合わせ。
当時のメンバーはほとんど残っていませんが、
人気実力ともに兼ね備えている好チームによるマンデーナイトです。
GBは、失礼ですが予想外の快進撃中。
若い選手が成長を見せており良い状態を保っています。
DENはラン守備が崩壊して試合をコントロールされがち、
得点力にも不安があり、チームの歯車は噛み合っていません。
マンデーナイトに相応しい、延長までもつれ込む好ゲームとなりました。
反則が多かったせいか後半にもたついたGBでしたが、
この試合2回目のビッグプレイが値千金のサヨナラTDとなりました。
38歳のQBファーブは、2回のロングパス成功を含め
21/27 331ヤード 2TDとほぼ完璧な内容、
チームリーダーとしてしっかり牽引していました。
パスも良かったのですが、これまでリーグ最下位だった
ランプレイが出せた事に価値がありました。
後半は得点を奪う事は出来ませんでしたが、
時間を使うことで攻撃機会を減らす事に成功し、
追い上げられたものの、同点止まりで抑えられました。
ディフェンスは反則で6回も相手に1st downを与えるなど、
少し自爆していた感もありましたが
終盤に迎えた逆転に繋がりそうなピンチもきっちり抑え、
サヨナラ勝ちへの道筋を付けました。
課題が多く残る試合とはなりましたが、
これで6勝1敗とNFCトップの成績を維持。
このままの勢いを持続してもらいたいものです。
DENは試合終了と同時にFGを決め、同点に追いついたのですが
延長でまさかの一発TDを喰らって再び負けが先行。
第2Q以外の攻撃は素晴らしかったのですが、
第2Qだけ別チームのような出来の悪さ。
ゴール前でのファンブルロストと、3 & OUTが2回……
この間に6点しか離されなかったのですが、
ゴール前での決定力を欠き同点止まりに。
そして延長では、強みだったパスディフェンスが破られ
82ヤードのサヨナラTDパスを許してしまいました。
しかしディフェンス力の低下が気になります。
ランオフェンス最下位のGB相手に100ヤードラッシュを許し、
さらにパスディフェンスでもビッグプレイを2度許すなど、
メンバーがメンバーだけに考えられない位の崩壊ぶり。
今回は得点差が広がらなかったので、
ギリギリで追いつけましたが、このような状況が続くようだと
プレーオフ進出は厳しいと言わざるをえません。
若いカンフル剤になるような選手の登場が必要なのかも。
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