WEEK 8の試合のうち、マンデーナイト以外の12試合が終了。
今週はMLBのワールドシリーズのせいで
サンデーナイトゲームがお休みでして、
昼間にデータ追いをZERO3でせずに済みました。
BS1での放送がまだなので「▼」に。
放送 GAORA
実況・近藤祐司さん、解説・河口正史さん。
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1Q
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2Q
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3Q
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4Q
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TOTAL
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PIT
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7
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14
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0
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3
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24
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CIN
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3
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3
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0
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7
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13
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公式スタッツ & ハイライト映像etc.
http://www.nfl.com/gamecenter?season=2007&week=REG8&game_id=29300
AFC-Northの首位PITと最下位CINの対決。
首位と最下位といっても勝利数の差は2、
この試合でCINが勝てば首位から最下位まで1ゲーム差となり
地区内の争いはさらに混沌としたものになっていきます。
前週は負けてしまったPITですが、リーグ最長の攻撃時間という
データが示すとおり、相手の時間を削りつつ得点を重ね
逃げ切るパターンを確立しています。
CINは低迷していたオフェンスに復活の兆しが見え始めましたが、
ディフェンスの改善が全く進んでおらず
PITとの相性は悪そうに感じられます。
開始当初はCINの流れだったのですが、
ロングパスで一気に流れが引き寄せたPITが
お得意の展開に持ち込みました。
PITは前半に着実に加点し、逃げ切り勝利。
前半4ドライブ、後半3ドライブと1試合で7ドライブのみ……
しかし攻撃時間は32分超とドライブ継続力の高さを感じます。
その中心はRBパーカーのランプレイ、
22回 126ヤードという事でラン1回平均5.7ヤード、これは高い。
このデータから彼の働きの大きさが分かります。
QBロスリスバーガーのパス成功率も高く、自由自在という印象でした。
しかし無理投げして喫したINTは余計でしたけど。
ディフェンスは数字だけ見ると進まれた感じは有りますが、
前半のドライブでTDを奪われなかった事が、
チームの勢いを加速させた感じです。
攻守ががっちり噛み合っている感じのPIT、
2年前のスーパー制覇時のような強さが感じられます。
CINは前半の詰めの甘さが響き、届く気配が無く完敗。
解説の河口さんも言っていましたが、コーチ陣が保守的過ぎて
選手達の持ち味を殺してしまっている感じでした。
その影響をもろに受けたのがディフェンス。
ただでさえ弱いディフェンスにもかかわらず、
保守的なプレーコールが多かった為に、
勝負所で決め切る事が出来ずズルズルとドライブを許しました。
結果論になりますが、ここまで時間を使われてしまうならば
バクチ的なディフェンスを増やした方が良かったように思えます。
オフェンスは、レシーバーの使い分けも上手く、
ランもそこそこ出ており、前進は出来ていました。
しかし、ゴール前に来てからの準備が甘かったのか
前半の得点機をともにFGに抑えられてしまったのが拙かった。
この敗北で、せっかくまとまりかけていたチームが
再びバラバラにならないと良いのですが……。
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