この試合だけで知らないルールが2つも出てきました。
1つ目はフェアキャッチシグナルを出した選手が
他の選手のブロックをする事によって
アンネセサリーラフネスの反則を取られること。
そして2つ目は、QBがセンターからのボールに触れず
ボールがQBよりも後ろに転がった場合には
ファンブル扱いではなくフォルススタートの反則となる事。
これは勉強になりました……けど、
この後、同じ事例が起きるのは何年先なんだろう。
CHI @ PHIはBS1での放送ですので感想はとりあえず「▼」に。
放送 NHK-BS1
実況・曽根優さん、解説・宍戸博昭さん。
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1Q
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2Q
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3Q
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4Q
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TOTAL
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CHI
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0
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3
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3
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13
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19
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PHI
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3
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6
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0
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7
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16
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公式スタッツ & ハイライト映像etc.
http://www.nfl.com/gamecenter?season=2007&week=REG7&game_id=29294
持ち味が発揮できず、ここまでは負けが先行している両チーム。
CHIはリーグ屈指のディフェンス力と思われていましたがまさかの低迷。
オフェンスが時間を使ってくれないので、ある程度成績が悪くなるのも
仕方ないのですが……それにしても点を取られすぎです。
PHIは20得点を超える試合はたった1試合のみとオフェンスが絶不調。
個々の能力は低くないのですが、怪我人の影響と
ユニットとしての完成度の低さが得点力の低下に繋がっている感じ。
第3Qまでは静かな展開でしたが、お手本のような2ミニッツオフェンスで
見事な逆転劇が演じられました。
CHIは終了間際に素晴らしい2ミニッツオフェンスを見せ逆転勝利。
残り1分52秒、タイムアウト無し、自陣3ヤードから攻撃開始という
厳しすぎる条件でしたが、QBグリーシーは11プレイで
エンドゾーンまで97ヤードドライブを演出。
鮮やか過ぎる逆転劇でしたが、
それまでの攻撃では詰めが甘すぎ。
CBへスターをWRに使うなど工夫はしているようですが、
エンドゾーン目前での決定力の改善が必須ですね。
ディフェンスは、進まれはしましたが最後の一線で踏みとどまる
昨シーズンの強さを髣髴とさせる出来。
しかし第4Qに逆転TDを許してしまったのが、
今年のディフェンスの脆さを象徴しているかも。
それでもこれで3勝目、5割まであと1勝です。
ほぼ手中に収めていた勝利を、試合終了直前に逃したPHI。
狙い通りの攻撃を展開していたのですが、
エンドゾーン目前で何度も足踏み。
前半の3回の得点機で全てFGに抑えられてしまった事が、
最後の得点差に繋がってしまった感じ。
TEスミスの代役を見つけないと、決定力の無さは克服できないかも。
ディフェンスは試合を通じて進まれまくり、
それでも何とかFGに抑えていたのですが、
最後のドライブで耐え切る事が出来ませんでした。
ある程度進まれるのを覚悟で、時間を消費させる狙いだったのですが、
勝負をかける前に決められてしまったようでした。
この意識の不徹底が悪い結果を生み出す要因となっているのかな。
これで2勝4敗、昨シーズンも似たような星取りだったので
まだ望みは賭けられますが……戦い方を見るに
ちょっと厳しそうな感じもします。
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