QBファーブが歴代のNFL記録を次々と更新していますが、
この試合ではKCのTEトニー・ゴンザレスが
TEとしてのTDパスキャッチ数の新記録を樹立しました。
今年は色々と記録尽くめの年で、見ていて面白いです。
BS1で放送された試合ですが、遅くなったのでこのまま続けます。
放送 NHK-BS1
実況・曽根優さん、解説・大社充さん。
|
1Q
|
2Q
|
3Q
|
4Q
|
TOTAL
|
CIN
|
7
|
0
|
0
|
13
|
20
|
KC
|
10
|
10
|
0
|
7
|
27
|
公式スタッツ & ハイライト映像etc.
http://www.nfl.com/gamecenter?season=2007&week=REG6&game_id=29276
ともにここまでは負けが先行しているので、
プレーオフ進出の為には負け数をあまり増やしたくないところ。
CHIはオフェンスの調子が落ち、さらにディフェンスは問題だらけ、
開幕戦以降は良い内容の試合が出来ていません。
KCは守備はそこそこ安定しているものの、
オフェンスの波が激しく、結果になかなか結びついていません。
問題を抱えたチーム同士の戦いでしたが、
その問題をこの試合では解消させていたKCが
試合の主導権を握り続けました。
CINは、この日もオフェンスの調子が悪く4連敗。
最初のドライブこそTDを奪ったものの、
その後前半のドライブは3 & OUTかターンオーバーという酷い内容。
後半に入ってもKCがプリベントディフェンスを敷くまで
ほとんど攻撃が機能しませんでした。
気になったのがオフェンスラインのブロッキングの拙さ、
攻撃の生命線たるラインの出来が悪ければ、
オフェンスは機能不全に陥るのは当然。
ディフェンスは責められませんね。
オフェンスがボールを進めてくれなかった為に、
フィールドポジションは大抵不利な状況。
しかしそれでも27点に抑えたのですから、
これまでに比べなくとも良い出来だったと思います。
チームの規律が崩壊しつつあるように感じられますが……
これをコーチだけの力で立て直すのは難しそうです。
KCはディフェンスが踏ん張り3勝目をゲットしました。
ディフェンスの良さは最初のドライブ以降、
第4Qまで失点が0だった事から明らか。
フロント7のプレッシャーが効果的で、
強力CINオフェンスをほぼ完封できました。
プリベントにしてからは進まれましたが、これは計算の内。
スタッツは悪くなりましたが、問題視する事ではありません。
オフェンスもディフェンスの頑張りで得た好ポジションを
前半はきちっと得点に繋げていました。
しかし後半はやや失速、100ヤードは超えたとは言え
RBラリー・ジョンソンのランプレイに大きな不安を残しました。
しかしTEとしてのTD数のNFL記録を達成したTEゴンザレスは
ゴール前では本当に頼りになる存在。
この日得た2つのTDは大きな効果を生み出しました。
3勝3敗ですが地区首位に並んでいるKC、
戦い方は少し地味ですが、知らず知らずのうちに
上位に顔を出しているかもしれません。
PR