QBファーブがまたもやNFL新記録を達成……
通算インターセプト数というややネガティブな記録ですが、
パスを多く投げているという事でもあり、
それだけ多くの試合に出ているという事ですから、
ある意味で誇れる記録なのかも。
今回レビューした試合は、主導権を握っていたチームが
たった1つのミスで勝利を手放してしまうという
スポーツの恐ろしさをまざまざと見せた試合となりました。
放送 GAORA
実況・有馬隼人さん、解説・大村和輝さん。
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1Q
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2Q
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3Q
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4Q
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TOTAL
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WAS
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7
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7
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0
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0
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14
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GB
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7
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0
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10
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0
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17
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公式スタッツ & ハイライト映像etc.
http://www.nfl.com/gamecenter?season=2007&week=REG6&game_id=29274
NFCで1敗以下の3チームのうちの2チームが激突。
堅守でロースコアの競りあいを制してきたWASに対し、
パス中心の圧倒的なオフェンスでねじ伏せようとするGBという
対照的な戦い方を見せる組み合わせとなりました。
この日は雨で気温が低いという悪コンディション、
WASに味方した天気となったのですが、
主導権を握っていたにもかかわらず
小さなミスが致命傷へと至ってしまいました。
試合運びは上手くいっていたWASでしたが、
たった1つのミスで逆転を許し、そのまま逃げ切られてしまいました。
フィールドポジションの争いでは優位に立っていた前半、
得点機を作り出せなかった事が敗因の1つでしょう。
ディフェンスはほぼ完璧な出来、強力なGBオフェンス相手に
この点数に抑えていたのですから文句のつけようがありません。
オフェンスはそこそこ進められていたものの、
調子が良かった前半に点をもっと奪えていれば良かったのですが。
そしてWRサンタナ・モスのファンブルロストが痛すぎ。
進めそうなプレイだったのですが、
ボールを奪われそのままTDまで繋げられてしまったのは
不運としか言いようがありません。
勝ちパターンに持ち込みつつも負けてしまったので
ちょっとショックが残るかも……。
激戦のNFC-Eastだけに、この1敗は勿体無かった。
ボールを進められず苦しんでいたGBでしたが、
ターンオーバーからのリターンTDで逆転、
そのままディフェンスが踏ん張りきりました。
後半を無失点に抑え、さらにターンオーバーから
決勝点まで奪ったディフェンスがこの試合の最大の功労者。
前半にTDを2回奪われましたが、
それ以外はポイントを上手く抑えてドライブを許しませんでした。
オフェンス陣は色々と見直しが必要な感じ。
QBファーブのパスが通らず、ランも計算できないレベル。
大怪我に繋がるようなミスも、ディフェンスが救ってくれました。
FGを2回失敗するなど、とても勝てるような試合ではなったのですが、
こんなチーム状態で勝ってしまうのは凄いな。
パス偏重ではそろそろ対策を打たれてしまいそうなので、
新たな戦術を用意する必要がありそう。
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