WEEK 4が終了しましたが、
今週はこれまでの成績から考えると
驚くべき結果となった試合が多かったです。
全勝チームが1勝のチームに足元をすくわれたり、
全敗だったチームが好調なチームを倒したり……
チーム力をデータ化したものだけでは計ることは出来ないという
スポーツの面白さが感じられた今週の試合でした。
放送 NHK-BS1
実況・曽根優さん、解説・河口正史さん。
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1Q
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2Q
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3Q
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4Q
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TOTAL
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DEN
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10
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3
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7
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0
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20
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IND
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0
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14
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14
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10
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38
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公式スタッツ & ハイライト映像etc.
http://www.nfl.com/gamecenter?season=2007&week=REG4&game_id=29253
激戦の地区でともに首位に立っている両チーム。
堅い守備でロースコアに抑える戦いを持ち味とするDENに対し、
INDは自在な戦術で相手を圧倒する戦い方を見せています。
両チームのランが好調で早いテンポで進んだのですが、
エンドゾーンでの決定力、そして後半へのアジャストの差で
大きな差がついてしまいました。
DENは一度失った流れを引き戻せず大敗を喫しました。
前半はゲームプランをほとんど遂行できていたのですが、
エンドゾーン目前での決定力の低さで点差を離す事が出来ず、
さらに後半最初に犯してしまったINTで
ギリギリのバランスで保っていた均衡を壊してしまいました。
前半は良かったオフェンスも、リードを許した後半には
パス偏重となり、そこにプレッシャーを受けるという悪循環に。
そして無策に感じられたディフェンスも大問題。
ディスガイズがほとんど無く、QBマニングを混乱に陥れる事が
全く出来ていませんでした。
せっかく能力が高い選手が揃っていたのに、宝の持ち腐れという感じ。
これはHCをはじめとしたチームの意識の違いが差となって出たのかも。
INDは前半はペースを握られたものの、
後半へのアジャストがバッチリ決まり逆転勝利。
DENと違って戦術の芯の太さが感じられました。
オフェンスは、前半には少ないチャンスを確実に生かし、
後半にはニーダウンした最後のドライブを除き
4回のドライブ全てで得点をゲット。
しかも時間をたっぷりと食い潰して反撃の芽も摘み取りました。
ディフェンスは相手QBカトラーへのプレッシャーで
パスの成功率を落とす事に成功、これが後半に生きてきました。
前半だけで100ヤード超とランで進まれすぎましたが、
リードしてからは良くなっていたので問題は少ないかな。
心配なのは主力に怪我人が多く発生した事。
WRハリソン、RBアダイなど、攻撃の主軸が戻ってこれないようだと
これからの戦いが少し厳しくなるかもしれません。
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