今年の世界選手権はドイツはシュトゥットガルトで開催。
個人タイムトライアルは、22.7kmのコースを2周(1周目は-500m)する
全長44.9kmで争われました。
実況はSaschaさん、解説は栗村修さん。
放送開始時点では第3グループの18人が走行中。
第2グループ終了時のトップタイムは
ヘルミネンが出した58m 13s 34、
しかしこの後、第4グループでTTスペシャリストが続々登場するので
トップタイムはさらに上がるものと思われます。
第3グループの中では、1周目のタイム(第2計測地点)で
グラブシュ28m 00sの暫定トップタイムを叩きだしました。
このペースで行けば記録更新が期待できそうです。
第3計測地点ではミズロフ、ベロフォシクス、グラブシュが
暫定トップのヘルミネンのタイムを上回ってきました。
グラブシュはヘルミネンのタイムを40秒以上上回っており、
ゴールタイムが期待できます。
そしてこの間に優勝候補が揃う第4グループがスタートし始めました。
第3グループがゴール地点に到着しはじめました。
まずは第3計測でヘルミネンを4秒上回っていたミズロフが
57m 44s 02と約30秒近く上回ってきました。
さらにミズロフを大きく上回っていたグラブシュが
56m 53s 47とトップタイムを50秒以上更新。
一気にトップタイムが短縮されていきました。
第4グループの選手たちは、第1計測地点から好タイムを連発。
しかしディフェンディングチャンピオンのカンチェッラーラが
暫定トップタイムを9秒近く更新する11m 10s 94で通過。
今年もカンチェッラーラが強すぎる……。
しかし後半にペースが変わる選手もいるので
まだまだ結果は分かりません。
1周目のタイム(第2計測地点)では、
ラングが27m 54s 74、クレメントが27m 31s 75と
タイムがどんどん更新されていきましたが……
大本命のカンチェッラーラは1周終了前に
1分前にスタートしたグセフを追い抜いてしまいました。
そのカンチェッラーラの1周目のタイムは27m 12s 31、
2位のクレメントとは20秒差、あとはトラブルだけが問題か。
第3計測地点、クレメントの40m 18s 97に対し、
カンチェッラーラはただ1人40分を切る39m 56s 71、
なんか別次元の走りになっています。
ラングは2周目で遅れてしまい、56m 58s 78で暫定2位に。
そしてクレメントのタイムは56m 39s 06、
暫定トップタイムを出し、カンチェッラーラのゴールを待ちます。
しかしそのカンチェッラーラは、2分前にスタートした
ザブリスキーまでをも抜いてしまいました。
凄いという言葉意外に
3位争いを繰り広げていたと思われたボドロギですが、
ゴールではなんと56m 33s 41の暫定トップタイムをマーク。
1分前スタートのグティエレスと競り合ったのが
ペースアップに繋がったようです。
クレメントの唖然とした表情が……でも気持ちは分かる。
そしてカンチェッラーラが凱旋するようにゴール地点に。
ゴールタイムは55m 41s 35、ただ1人55分台、
ただ1人平均時速48km台と桁違いの強さを見せ付け
見事に2連覇を達成しました。
・男子タイムトライアル 最終成績
1位 55m 41s 35 ファビアン・カンチェッラーラ(スイス)
2位 56m 33s 41 ラスロ・ボドロギ(ハンガリー)
3位 56m 39s 06 スタフ・クレメント(オランダ)
カンチェッラーラの強さが光ったタイムトライアル、
今後1年間もタイムトライアルの主役で居続けそうです。
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