NFL Europeでお馴染みの濱田さん・村田さんコンビがNFLでも登場。
実況が居ないのですが、現役審判である濱田さんのルール知識と、
アメリカのカレッジでコーチもした事がある村田さんの
日本一の戦術論、という完璧な組み合わせ。
それでいて試合も面白かったので言うこと無しでした。
G+はこの方式でやればよいんじゃないか?
うるさい実況アナウンサーって要らないし。
放送 GAORA
進行・濱田篤則さん、解説・村田斉潔さん。
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1Q
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2Q
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3Q
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4Q
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TOTAL
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CIN
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7
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3
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2
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9
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21
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SEA
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7
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7
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0
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10
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24
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公式スタッツ & ハイライト映像etc.
http://www.nfl.com/gamecenter?season=2007&week=REG3&game_id=29238
前週はターンオーバーで自滅した2チームによる対戦。
ともに1勝1敗、白星を先行させたいでしょうから
ここは勝っておきたい所。
第4Qには逆転・再逆転というシーソーゲームとなったのですが、
最後はターンオーバーによってあっけなく決着してしまいました。
CINは攻守が噛み合わず2連敗。
オフェンスはWRチャド・ジョンソン、WRフーシュマンザダの2人で
21キャッチ 279ヤードと稼いだのですが、他の選手に良い所がなし。
ランプレイは、前半はほぼ封じられた為に組み立てが上手くいかず、
単調なオフェンスになってしまいました。
それでも個の能力で試合にしてしまうのは凄いのですが……。
途中出場のRBワトソンの走りに光るものがあったのが好材料か。
ディフェンスは、前戦も悪くなかったという
村田さんの言葉が頷けるまずまずの出来。
しかし肝心な第4Qで長いドライブを2回許してしまう辺りから、
選手層の薄さと勝負弱さを感じます。
個々の選手の能力は感じられるのですが、
なかなか噛み合ってくれていないなぁ、という感じでしょうか。
SEAはぎりぎりでしたが勝利をゲット。
攻守ともに成績では上回られていましたが、
最終Qに勝負強さを見せました。
この試合で特に頑張りを見せたのはディフェンス。
ランディフェンスを重視したからか、WRに良いように動き回られました。
しかし、結局400ヤード以上進まれたものの
自陣まで押し込まれてからの辛抱強いディフェンスで
相手に21点しか許しませんでした。
このヤード数で21失点なら上出来でしょう。
攻撃陣もいぶし銀の働き。
バランスの良いオフェンスを展開していましたが、
レシーバーが5回は落球していた点だけが問題。
ランではRBアレキサンダーが100ヤード走りましたし、
パスもウェストコーストオフェンスらしく、
多くのレシーバーに対し小気味良く通していました。
地味ながらも結果を出す、チームカラーが出ていた戦いぶりでした。
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