鎧屋通信 ―ブロッケンブラッドⅡ（著・塩野干支郎次）

2007-09-26(Wed)

ブロッケンブラッドⅡ（著・塩野干支郎次）

感想・雑談

ドイツの錬金術師の末裔守流津健一君が
血族の力を悪用しようとしている錬金術師と
魔女っ子「ノイシュヴァンシュタイン桜子」として戦う……
作者の趣味全開の変態大馬鹿漫画（褒め言葉）です。
同じ作者の「ユーベルブラット」が本格派ダークファンタジーなのですが、
同じ人が描いているとは思えない位、毛色が全然違います。
表紙だけ見ると騙される人が続出しそうな……大丈夫かな？
（表紙の子は健一君ですから男の子です。）
Ⅱとついているのでお分かりかもしれませんが、
1巻に当たる作品が出ていまして、その続きになっています。

健一君が桜子ちゃんとして芸能界を舞台に活躍、
その合間に錬金術師との戦いが繰り広げられるという感じで
すっかり主客転倒してしまっています。
そのおかげで健一君のあられもない姿が堪能できるのですが。

今回は映画ネタで押してきていますが、
メジャーな映画ばかりを題材にしているので、
映画を見ない僕でもほとんどのネタが分かりました。
という事で、敷居が高くなりすぎている事は有りません。

さらにⅢが始まるらしいですよ……次も大期待。