Etapa 20 Collado Villalba - Collado Villalba【20 km 個人TT】
http://www.lavuelta.com/07/espanol/recorrido/etapa20.html?e=20
距離が短いの上にほぼ平坦基調なので、
タイム差をつけたい選手にとっては少し厳しいコースレイアウト。
逆に考えると、いろいろな選手にステージ優勝の
チャンスがあるステージなのかも。
スペシャリストだけでなく、様々なタイプの選手の走りに期待です。
今日の実況は白戸太朗さん、解説は菊田潤一さん。
放送開始時点では、サントスゴンザレスが出した22分29秒が
暫定トップタイムとなっていました。
このサントスゴンザレスのタイムを上回ったのがクレメント、
4秒上回り22分25秒でゴール。
このタイムを超える選手は全く現れず、
このままステージ優勝は決まりか……と思われたのですが、
上位に位置する選手が凄い走りを見せました。
まず凄い走りを見せたのはサムエル・サンチェス。
15km地点の中間計測地点でも暫定トップタイムで驚かせましたが、
その勢いのままゴールまで走りぬけ
ゴールタイムでも22分11秒とトップに立ちました。
総合3位のエヴァンスが22分40秒とサンチェスから19秒遅れたため、
サンチェスはこれで総合3位に浮上、表彰台を確保しました。
オールラウンダーへと成長したサンチェス……
これからの活躍に期待したいです。
総合2位のサストレは、41秒遅れの22分52秒でゴール。
サンチェスの猛追をかわして2位を死守しました。
サストレも山岳系の選手なのに頑張ってくれました。
そして総合トップのメンショフは、
3分のマージンがあった為に余裕の走り。
結局12秒遅れでの22分23秒と2位のタイムでゴール。
タイムトライアルが得意な選手ではないのに
このタイムは凄すぎる……マイヨ・オロマジックですか?
この走りで総合優勝を確定させました。
この日2位に入ったメンショフは、総合(マイヨ・オロ)、
山岳賞、ポイント賞の全部門でトップに立ちました。
この結果、コンビネーション賞もトップになりますから
4つのジャージを1人占めする結果に。
もしかしたら完全優勝が見られるかも……。
・Etapa 20 個人成績
1位 22m 11s サムエル・サンチェス(EUS)
2位 + 12s デニス・メンショフ(RAB)
3位 + 14s スタフ・クレメント(BTL)
全選手ステージ成績
http://www.lavuelta.com/07/espanol/resultados/etapa20.html?e=20
・Etapa 20 終了時 総合成績
1位 78h 21m 40s デニス・メンショフ(RAB)
2位 + 3m 31s カルロス・サストレ(CSC)
3位 + 3m 46s サムエル・サンチェス(EUS)
全選手個人成績 & ステージ成績 etc.
http://www.lavuelta.com/07/espanol/resultados/general20.html?e=20
3週間戦ってきた選手たちによる
凱旋の為のパレード走行が主となるので、
この日の勝負はマドリッドの周回コースに入ってから。
最後はスプリンター達が華々しいゴールスプリントを
見せてくれるはずです。
Etapa 21 Rivas Vaciamadrid - Madrid【104.2 km】
http://www.lavuelta.com/07/espanol/recorrido/etapa21.html?e=21
PR