Etapa 16 Jaén - Puertollano【161.5→165 km】
http://www.lavuelta.com/07/espanol/recorrido/etapa16.html?e=16
2級・3級・2級と山岳があり、アップダウンが激しいコース設定。
山岳ステージにはカテゴライズされていませんが、
選手にとってはきついステージになりそう。
逆にアタックを考えている選手にとってはチャンスか。
今日の実況は白戸太朗さん、解説は永井孝樹さん。
放送開始時点では18人が逃げ集団を形成し、
110km地点付近の3級山岳Alto de Sierra Madronaの下りを走行中。
大集団とは6分以上の差がついていました。
タイム差は広がっているようで、
この日も集団は逃げを容認するつもりなのかもしれません。
どうやらコースレイアウトが変更されたらしく、
この後3級山岳相当のAlto de Tamaralを通過。
距離も165kmと4km伸びたようです。
それほど厳しくない山岳だったようで
逃げ集団・大集団ともに動きは見られませんでした。
この時点でタイム差は5分52秒、残りは50kmを切っているので
大集団が逃げに追いつくのは厳しくなってきました。
残り40kmを切ったあたりから逃げ集団が活性化、
揺さぶりをかける選手が出始めました。
さらに大集団も次第にタイム差を詰めてきました、
それでも10km1分のペースから考えると厳しい状況は続いています。
逃げ18人からまず抜け出すのに成功したのはヴォルガノフ。
ヴォルガノフを追うために集団はペースアップし何人かが集団から脱落。
ヴォルガノフの逃げは吸収されましたが、
代わってドゥケ、オラクが抜け出しに成功。
この2人にコロブネフが追いつき3人で逃げ集団を形成、
ここでレースは残り20kmとなりました。
エッレロが合流し4人となった逃げ集団ですが、
追走集団が近づいてきたため、オラクがペースアップ。
オラクの動きにドゥケ、コロブネフは反応したものの
エッレロはついていけず脱落しました。
残り10kmで、逃げ3人と追走5人との差は20秒、
この後逃げ3人はペースを上げて追走を振りきりにかかり
残り5kmでタイム差は40秒に……
これで優勝争いは先頭の3人に絞られました。
3人は牽制しながら進んでいき、抜け出す選手が出ないまま
ゴールスプリントへと突入。
最初に仕掛けたのはドゥケ、残り250mから踏み出し始めました。
オラクは足が無くここで脱落、
コロブネフは追い上げていったのですが結局届かず、
ドゥケがそのまま逃げ切って勝利を飾りました。
総合上位勢は集団ゴールでタイム差はつきませんでした。
マイヨ・オロ & コンビネーション賞はメンショフ。
山岳賞はヴァンホーレン、ポイント賞はベッティーニと
4賞ジャージは全員変わらずでした。
・Etapa 16 個人成績
1位 4h 00m 39s レオナルド・ドゥケ(COF)
2位 same time アレクサンドル・コロブネフ(CSC)
3位 same time ホアン・オラク(GCE)
全選手ステージ成績
http://www.lavuelta.com/07/espanol/resultados/etapa16.html?e=16
・Etapa 16 終了時 総合成績
1位 66h 40m 49s デニス・メンショフ(RAB)
2位 + 2m 01s ウラディミール・エフィムキン(GCE)
3位 + 2m 27s カデル・エヴァンス(PRL)
全選手個人成績 & ステージ成績 etc.
http://www.lavuelta.com/07/espanol/resultados/general16.html?e=16
山岳ポイントの設定が無い、平坦基調のステージ。
ポイント賞争いが出来るのは残り少ないので、
スプリンターを中心としたゴールスプリントが期待できそう。
Etapa 17 JCiudad Real - Talavera de la Reina【175 km】
http://www.lavuelta.com/07/espanol/recorrido/etapa17.html?e=17

PR