Etapa 13 Hellín - Torre-Pacheco【176.4 km】
http://www.lavuelta.com/07/espanol/recorrido/etapa13.html?e=13
80km地点に3級山岳があるものの、
その後は大きな登りはないスプリンター向けのステージ。
今日も動きの少ないステージになりそうです。
今日の実況は白戸太朗さん、解説は永井孝樹さん。
放送開始時点で……悪天候の為にレース映像が止まっていました。
情報ではロワ、スタムスナイデル、クリアーの3人が逃げており、
大集団との差は8分44秒との事です。
映像が出た時点でも大集団は8分以上遅れており、残り距離も40km強。
さらに大集団では落車が発生し集団が分裂しているという
逃げ3人に有利なニュースも出てきました。
集団では落車でウェアが破れたり怪我をしている選手が……
ザベルも巻き込まれちゃっていたようで
腕からかなりの血を出していましたけど、大丈夫かなぁ。
この後出てきたタイム差表示は8分54秒と広がり、
さらにその後の表示では9分以上とさらに広がりました。
これで今年のブエルタ初の逃げ切りが濃厚となってきました。
大集団ではケースデパーニュが引き始め集団が活性化。
この引きで集団で中切れがあちらこちらで発生、
メンショフ、エフィムキン、エヴァンスのTOP3は
一番前の集団にいましたが、モスケーラとデヴォルデルは
一度は置いていかれたものの何とか集団に復帰。
総合に絡む動きが生まれそうでしたが、
モスケーラやデヴォルデル、そしてそのチームメイトが
何とか阻止した形になりました。
ここでこんな面白い展開が起きるとは思っていませんでしたよ。
逃げ切りがほぼ決まった3人は一団のまま進んでいましたが、
残り6kmの手前でクリアーが仕掛け、3人での駆け引きが始まりました。
そしてクリアーの2度目の仕掛けにロワが反応できず
間を空けてしまうと、そのまま間を開けられてしまいました。
残された2人のうち、スタムスナイデルは何とか追いついたものの
ロワは追い上げる事が出来ずここで脱落。
残り1kmを切った後、仕掛けたのはスタムスナイデル。
クリアーが牽制の為に後ろを向いたタイミングで仕掛けましたが
このアタックはクリアーに冷静に対処され失敗。
対するクリアーは残り150mで仕掛けて先頭に立つと、
そのまま一気に突き放し、グランツール初優勝を獲得。
さすがベテランという感じの味のある走りを見せてくれました。
大集団は4分03秒遅れでゴール。
総合上位勢は集団ゴールした為、タイム差はつきませんでした。
各賞ジャージは変わらず、
マイヨ・オロ、山岳賞、コンビネーション賞はメンショフ、
ポイント賞はベッティーニ。
ただポイント賞、山岳賞は僅差なので
これからも熱い戦いが見られそうです。
・Etapa 13 個人成績
1位 4h 01m 52s アンドレアス・クリアー(TMO)
2位 + 01s トム・スタムスナイデル(GST)
3位 + 24s ジェレミー・ロワ(FDJ)
全選手ステージ成績
http://www.lavuelta.com/07/espanol/resultados/etapa13.html?e=13
・Etapa 13 終了時 総合成績
1位 52h 14m 21s デニス・メンショフ(RAB)
2位 + 2m 01s ウラディミール・エフィムキン(GCE)
3位 + 2m 27s カデル・エヴァンス(PRL)
全選手個人成績 & ステージ成績 etc.
http://www.lavuelta.com/07/espanol/resultados/general13.html?e=13
カテゴリとしては平坦ステージですが、
ゴール15km手前に3級山岳があるため、
ピュアスプリンターにとっては厳しいコース設定。
逃げ切りも狙えそうなコース設定なので
大逃げに期待したいです。
Etapa 14 Puerto Lumbreras - Villacarrillo【207 km】
http://www.lavuelta.com/07/espanol/recorrido/etapa14.html?e=14
PR