今騒がれているNEのスパイ疑惑については
リーグからペナルティは食らうような感じなのですが、
現場との関わりがどこまであったのかが分かるまでは
この話題について語るのは難しいな。
現場と大きな関わりがあったのであれば
大いに反省をしなければならないですし、
それでなくても疑われる行動をしたこと自体は
謝罪しなければならないと思います。
それではBAL @ CINの感想です。
BS1での最後の放送なので、そのまま続けます。
放送 NHK BS-1
実況・鈴木聡彦さん、解説・輿亮さん。
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1Q
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2Q
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3Q
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4Q
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TOTAL
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BAL
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0
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10
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0
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10
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20
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CIN
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9
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3
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7
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8
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27
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公式スタッツ & ハイライト映像etc.
http://www.nfl.com/gamecenter?season=2007&week=REG1&game_id=29209
力が拮抗している為、混戦が予想されるAFC North。
その地区でも優勝候補に挙げられる2チームの直接対決。
LBレイ・ルイスを中心に圧倒的な守備力を誇りながらも、
オフェンスでは不安を残すBALと。
豊富なタレントを揃え変幻自在の攻撃を展開するものの
守備の弱さが足を引っ張っていたCINという
好対照な2チームによる対戦。
ターンオーバーの怖さはNFL選手なら皆知っているでしょうけど、
ここまで影響が出るとは……。
第1Qだけでターンオーバー3つ、
結局、試合を通じて6ターンオーバーを喫してしまったBAL。
ディフェンスは頑張っていたのですが、
オフェンスのミスが敗北に繋がってしまいました。
QBマクネアは怪我のせいかパスの精度が欠けていました。
代わりに出てきたQBボウラーの方が良く見えたぐらい。
そのボウラーの最後のインターセプトは
運の悪い事故だったと言わざるを得ません。
攻撃で前へは進めていただけに、ファンブルロスト、
インターセプトなどのミスで負けたといっても過言ではないでしょう。
アメフトの基本であるボールセキュリティの大切さ、
それが身をもって知らされる試合となりました。
主導権を握り続け、一時は逆転を許したものの
最終Qに逆転して逃げ切ったCIN。
ターンオーバーレシオの改善という課題は克服しましたが、
プラン通りに攻撃が進められていなかったように思えます。
得点はたくさん取っていたのですが獲得距離は236ヤード、
攻撃型のチームにしては物足りない数字です。
エースWR2人は素晴らしい活躍を見せたのですが
3枚目以降のレシーバーがほとんど活躍できなかったのが大問題。
それでも6つのターンオーバーを24点に繋げ、
チャンスを上手く活かした勝負強さはさすがでした。
守備の方は昨年とそれほど変わらない水準だと思ったのですが、
ターンオーバーを6つも奪えたのが大きかった。
6つのうち前半の3つは棚ぼたでしたが、
後半の3つはどれも大事な場面でボールを奪取。
どの1つが欠けていても試合の行方は危うかったでしょう。
最初のTFPを外した為に、終盤に危うい場面を作ったのは問題。
あと、WRチャド・ジョンソンは自作の殿堂入りジャケットを着る
パフォーマンスをしましたが……
16試合全てで用意しているらしいので、
これからのパフォーマンスにも期待です。
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