Etapa 8 Denominación de Origen Cariñena - Zaragoza【52.2 km 個人TT】
http://www.lavuelta.com/07/espanol/recorrido/etapa8.html?e=8
全体的に下り基調の個人タイムトライアルですが、
距離が長いために得手不得手でタイム差がつきやすいステージ。
総合成績に大きな影響を与える事間違い無し、
前半戦の山場の1つと言えるでしょう。
今日の実況はSaschaさん、解説は市川雅敏さん。
放送開始時点での暫定トップはグラブシュの57m 05s、
130人位ゴールした時点でのトップタイムなので、
なかなかレベルの高いタイムなのでは……と思っていたら
このタイムが優勝タイムとなりました。
平均時速は54.9km/h、下り基調とはいえ速すぎ。
総合上位勢の中で好タイムを叩き出したのは、
デヴォルデルとメンショフ。
ともにトップから1分06秒遅れの状態でスタートした2人でしたが、
これまで総合トップのエフィムキンが3分22秒遅れでゴールしたのに対し、
メンショフはトップから1分18秒遅れ、デヴォルデルは48秒遅れでゴールし、
2人とも総合成績でエフィムキンを逆転しました。
デヴォルデルはマイヨ・オロを獲得しました。
逆転されたエフィムキンですが、苦手なTTにもかかわらず
これだけのタイム差に抑え、3位に踏みとどまったのは立派でした。
上位陣の中では、ツール総合2位のカデル・エヴァンスは
2分20秒遅れと上位2人から水を開けられてしまいました。
さらにサストレは4分03秒遅れとエフィムキンよりも遅れ、
上位争いからは一歩後退という感じでしょうか。
・Etapa 8 個人成績
1位 57m 05s ベアト・グラブシュ(MRM)
2位 + 34s ラスロ・ボドロギ(C.A)
3位 + 48s ステイン・デヴォルデル(DSC)
全選手ステージ成績
http://www.lavuelta.com/07/espanol/resultados/etapa8.html?e=8
・Etapa 8 終了時 総合成績
1位 29h 25m 55s ステイン・デヴォルデル(DSC)
2位 + 30s デニス・メンショフ(RAB)
3位 + 1m 28s ウラディミール・エフィムキン(GCE)
全選手個人成績 & ステージ成績 etc.
http://www.lavuelta.com/07/espanol/resultados/general8.html?e=8
2級×2、3級に続いて超級山岳がゴールに待ち構えている難ステージ。
前半最大の勝負所、前日の個人TTに続いて辛いステージが続きます。
TTで遅れたクライマー達の反撃に期待です。
Etapa 9 Huesca - Estación de esquí Cerler【167.6 km】
http://www.lavuelta.com/07/espanol/recorrido/etapa9.html?e=9
PR