Etapa 7 Calahorra - Zaragoza【176.3 km】
http://www.lavuelta.com/07/espanol/recorrido/etapa7.html?e=7
翌日は個人タイムトライアルを控えた平坦ステージ。
総合を争う選手は動きを見せないでしょうから、
今日もスプリンターの争いになりそう。
ゴール前のコースレイアウトが意地悪になっていなければ
ピュアスプリンターの争いになるのですが……。
ブエルタのコース設定は意地悪だからなぁ。
今日の実況はSaschaさん、解説は石黒誠司さん。
放送開始時点では、ロセンド、ガルシーアの2人が逃げており
118km地点付近を走行中。
大集団の差は5分ほどとなっていました。
平坦ステージという事で、逃げのメンバーを徐々に追い詰める展開。
少しずつタイム差が縮まっていきましたが……
140km地点付近で落車が発生。
30人近くが巻き込まれた大きな落車となり、
立ち上がれなかったルーセムスがそのままリタイヤ。
しかし他の選手は大集団に復帰しようと、
すぐさま走行を再開……さすがプロというシーンでした。
逃げ続けていた2人は、集団に飲み込まれる前に
握手をして互いの健闘を称えあいました。
ともにコンチネンタルプロチームの選手ですが、
良いアピールと宣伝が出来たと思います、ナイスラン。
2人を飲み込んだ集団はゴールスプリントに備えます。
しかし残り2kmを切りコースが狭くなったところで落車発生。
スプリンターも何人か巻き込まれた上に、
抜け出せた選手は10人前後……予想外の展開となりました。
この落車に巻き込まれなかったスプリンターは
ベッティーニ、ザベル、デーヴィスなどがスプリントを開始。
ゴールラインを通過直後にデーヴィスが腕を上げましたが、
先に通過したのはザベルでした。
37歳のザベルがゴールスプリントを制し、ブエルタ通算8勝目、
現役通算213勝目を手に入れました。
総合を狙えるサムエル・サンチェスも落車に巻き込まれた模様。
怪我の影響が心配されます。
マイヨ・オロ&コンビネーション賞はエフィムキン、
ポイント賞はフレイレ、山岳賞はマルティネスと
4賞ジャージはどれも変わらずでした。
・Etapa 7 個人成績
1位 3h 52m 05s エリック・ザベル(MRM)
2位 same time アラン・デーヴィス(DSC)
3位 same time パオロ・ベッティーニ(QSI)
全選手ステージ成績
http://www.lavuelta.com/07/espanol/resultados/etapa7.html?e=7
・Etapa 7 終了時 総合成績
1位 28h 26m 56s ウラディミール・エフィムキン(GCE)
2位 + 1m 06s デニス・メンショフ(RAB)
3位 + 1m 06s カルロス・サストレ(CSC)
全選手個人成績 & ステージ成績 etc.
http://www.lavuelta.com/07/espanol/resultados/general7.html?e=7
全体的には下り基調ですが、距離が長い個人タイムトライアル。
総合順位に大きな差がついていないため
このステージは総合成績が激しく変動するステージとなりそう。
総合上位を狙う選手とTTスペシャリストの活躍に注目です。
Etapa 8 Denominación de Origen Cariñena - Zaragoza【52.2 km 個人TT】
http://www.lavuelta.com/07/espanol/recorrido/etapa8.html?e=8
PR