Etapa 3 Viveiro - Luarca【153 km】
http://www.lavuelta.com/07/espanol/recorrido/etapa3.html?e=3
2級に3級×3と山岳ポイントはたくさんついていますが、
最後の3級山岳の山頂からゴールまで33kmあるので、
スプリント勝負になりそう。
翌日は頂上ゴール、さらに山岳ステージが続くので
スプリンターとしては勝っておきたいステージです。
今日の実況は白戸太朗さん、解説は栗村修さん。
放送開始時点では、マルチネス、バジェーホ、デラフエンテの
3人が逃げを決めており、80kmを越えた辺りを走行中。
集団との差は3分弱と、今日も大きな差は付いていませんでした。
集団は早め早めのコントロールで逃げ3人を追走していきます。
しかし3級山岳Alto de Bobiaの登りで
クイックステップがチーム戦略かペースアップを図り、
他のスプリンターに攻撃を仕掛けてきました。
逃げ集団ではでマルチネスが脱落し、
追い上げてきた集団に吸収されてしまいました。
3級山岳Alto de Bobiaの下りでは、
今度はエウスカルテルが先頭を引いてペースアップ。
これで集団が分裂してしまいました。
残った2人もこのペースアップに巻き込まれて吸収されます。
クイックステップとエウスカルテルの2チームは
この後も先頭を引き続け分裂した集団を引き離しにかかります。
ここまでは2チームの思惑通りの展開となったのですが……
残り20kmのバナーの所で、エウスカルテルのスベルディアが
置いてあったコーンを自転車に巻き込んでしまい転倒。
一度は走り始めたものの、怪我が酷かったのか
結局リタイヤしてしまいました。
これでエウスカルテルは引くのをやめてしまい先頭集団はペースダウン、
置き去りにされていた2番手集団に追いつかれてしまいました。
この後、Luarcaの街で厳しい登りがあり、
少しずつ選手が千切れていきます……
しかしここは周回コースの一部で、
残り2kmを切った所でこの場所を再度通過するようです。
7.5%の坂がゴール前2kmに待っているというのは、
スプリンターにとっては厳しすぎるレイアウトだ、これは。
残り2kmとなり再びLuarcaの街の登りへ突入。
ここでゴールスプリントを狙う選手が一気に前に出始めます。
そしてサウニエルデュバルの2選手が登りで落車。
これで集団が割れてしまい、先行した選手が有利な展開に。
そしてゴールスプリントへ突入。
先行したデーヴィスをベッティーニが差すと、
フレイレを進路妨害ギリギリの自転車コントロールで抑え
そのままトップでゴールラインを通過。
ベッティーニらしい上手い走りでステージ優勝を奪いました。
フレイレは2位でゴールでしたが、
総合トップのマイヨ・オロとポイント賞をがっちりキープ。
山岳賞はマルチネスが点差を広げ、
コンビネーション賞はデラフエンテが獲得……
でもまだコンビネーション賞対象選手が8人しかいませんが(^^
・Etapa 3 個人成績
1位 4h 08m 42s パオロ・ベッティーニ(QSI)
2位 same time オスカル・フレイレ(RAB)
3位 same time アラン・デーヴィス(DSC)
全選手ステージ成績
http://www.lavuelta.com/07/espanol/resultados/etapa3.html?e=3
・Etapa 3 終了時 総合成績
1位 11h 22m 54s オスカル・フレイレ(RAB)
2位 same time レオナルド・ドゥケ(COF)
3位 same time エリック・ザベル(MRM)
全選手個人成績 & ステージ成績 etc.
http://www.lavuelta.com/07/espanol/resultados/general3.html?e=3
もうやってきました山岳ステージ……
とは言っても、最後の頂上ゴール以外の起伏は小さいです。
でも細かなアップダウンが続くので地味に厳しそう。
Etapa 4 Langreo - Lagos de Covadonga【185.1 km】
http://www.lavuelta.com/07/espanol/recorrido/etapa4.html?e=4
PR