女だらけのチャンバラアクション……
女子高が舞台という事もありますけど、
男性キャラが出てきたのは序盤のヤクザぐらいです。
そんな作品ですから、女の子の描写に対する情熱は凄まじいです。
でも描いているのは女の方なんですけど。
天然マイペースな主人公はやて、
そのはやてに振り回される綾那、
綾那のルームメイトで百合臭を放ちまくる久我順、
そして頂点に立つ生徒会長……なのに、
とんでもない動きや発言を見せる天地ひつぎ、
などなど、この作品の楽しさは上に挙げたキャラを中心に
様々な(おバカな)登場キャラによる掛け合いにあるのです。
この独特の間や空気がハマると癖になるのです。
そしてもう1つの売りは、物語の中心のバトル。
それぞれの個性が戦い方に生かされていて
魅力溢れる殺陣となっております。
ギャグとシリアスのバランスが取れた
ひそかな名作だと思っております。
メディアワークス
林家 志弦(著)
発売日:2007-07-27
おすすめ度:
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