選手名が確認しきれていないものは後で修正します。
前半の感想 (別窓)
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1Q
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2Q
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3Q
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4Q
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OT
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TOTAL
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アメリカ
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7
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0
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3
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7
|
6
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23
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日本
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0
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10
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0
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7
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3
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20
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公式スタッツ
・第3Q
後半はアメリカのリターンで試合再開。
アメリカ7回目のドライブ。
ボビー・アウレイの好リターンで自陣45ヤードからスタートとなりましたが、
ホールディングの反則もあり1st downを更新できず、
3 & OUTでパントに追い込まれてしまいました。
日本7回目のドライブ。
QBサックを2プレイ連続で食らい、大幅に後退してパント。
これでフィールドポジションを悪くしてしまいました。
アメリカ8回目のドライブ。
ディフェンスの踏ん張りで、敵陣35ヤードと好ポジションから攻撃開始。
敵陣18ヤードまでボールを進めたものの、
3rd downでのロングパスが失敗し、1st down更新が出来ず。
しかしながら35ヤードFGを成功させ3点を追加。
これで10-10、ゲームは振り出しに戻りました。
日本8回目のドライブ。
ここでもアメリカディフェンスに苦戦、
3rd & 3から冨澤→前田のロングパスが決まり敵陣まで前進したものの、
後が続かずパントに追い込まれてしまいました。
アメリカ9回目のドライブ。
フィールド中央奥へロングパスを投げ込みましたが、
このボールを寺田にインターセプトされ
自陣でターンオーバーを喫してしまいました。
ここで第3Qが終了となりました。
・第4Q
日本9回目のドライブ。
敵陣40ヤードと、久しぶりに好ポジションから攻撃を開始。
またまた3rd downまで追い込まれましたが、
冨澤→黛へのタイミングの良いパスが決まり1st downを更新。
この後敵陣22ヤードまでボールを進め39ヤードFGにトライしましたが、
ブロックされてしまいます。
しかしこのボールをアメリカ#24が拾い上げた後にファンブルすると、
こぼれたボールを黛が拾い上げ、再ターンオーバー。
日本10回目のドライブ。
敵陣46ヤードから攻撃開始となりましたが、
WR長谷川への2連続パス成功でレッドゾーンへ侵入。
さらにRB古谷の左サイドへのランで
3プレイ連続で1st downを更新し、残り7ヤードまで前進。
そして続いてのプレイでは、QB が右サイドにスプリントした後、
アクロスパターンを走ってきた黛へ
スローバック(反対サイドへの)パスが決まりTDをゲット。
解説の河口さんも仰っていましたが、
4プレイの流れが美しかったです。
これで10-17、再び日本がリードを奪いました。
アメリカ10回目のドライブ。
残り7分07秒という事で、攻撃チャンスは多くてあと3回か。
ここでアメリカオフェンスは、ラン・パスをバランスよく選択し、
落ち着いたプレイで着実に前進。
3分以上を残して、敵陣3ヤードまで前進すると、
最後も中央のランでTDをゲット。
体格を生かしたパワフルなラン攻撃が、
日本ディフェンスにダメージを与えているように感じられました。
キックで確実に1点を追加し、17-17の同点に追いつきました。
残り時間は2分51秒、
ここでアメリカはプーチキックでリターンを回避。
日本はフェアキャッチをして自陣34ヤードから攻撃開始となりました。
しかし日本11回目のドライブは、3 & OUTでパントに。
アメリカもタイムアウトを取らず、
延長戦突入を容認するような形となりました。
アメリカ11回目のドライブは、ニーダウンで時計を消費。
17-17のまま延長戦突入となりました。
・延長戦
コイントスの結果、アメリカ先攻で延長戦がスタート。
アメリカ延長1回目のドライブ。
延長のルールで敵陣25ヤードからの攻撃開始だったのですが、
最初にQBサックを食らい10ヤード後退。
2nd downはパス失敗しましたが、
3rd downで9ヤードパスを決め43ヤードFGにトライ、
このFGをアメリカ側はきっちり成功させ、17-20としました。
日本延長1回目のドライブ。
最初のプレイは、 がボールを弾いたものの
長谷川が浮いたボールをキャッチし1st downを更新。
浮いていたボールを取られていれば、
その時点で試合終了だっただけに危ないプレイでした。
しかしこの後は5ヤードしか前進できず、25ヤードFGにトライ。
金親がこのFGをきっちり決めて20-20、さらに試合は続きます。
アメリカが今度は後攻を選択した為、
続いては日本延長2回目のドライブ。
3rd & 5から1st downに3ヤード足りず34ヤードFGにトライ。
しかしこのFGはディフレクトされてしまい、FG失敗。
厳しい状況に追い込まれました。
アメリカ延長2回目のドライブ。
日本を0点に抑えたアメリカはランプレイ中心にプレイを展開。
3プレイ連続でランを続け、1st downを獲得します。
さらに3プレイ連続でランを続け、
敵陣5ヤードまでボールを進めたアメリカは22ヤードFGにトライ。
このFGをクレイグ・コフィンがど真ん中に成功させ、
この瞬間アメリカの初優勝が決まりました。
まだまだ日本とアメリカの力の差の大きさを感じさせる試合でした。
アメリカは、オプションなどはほとんど使わず
アメフトの基本であるラン攻撃を中心としたオフェンスを展開。
これが日本ディフェンスの体力を削ぎ、
終盤の連続得点へ繋がる事となりました。
「ランプレイこそが王道」、アメリカチームは
そんな事を伝えてくれたような感じがします。
日本チームはFGを2回失敗、さらにパントの飛距離など
特にスペシャルチームの弱さがネックとなった感じでした。
さらも体格の面でのハンデを克服しきる事が出来ませんでした。
力の差が有るからこそ、ミスは許されず
さらに戦術の面でも上回らなければならない……
接戦では有りましたが、今回は完全に力負けと言えるでしょう。
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