étape 6 Semur-en-Auxois - Bourg-en-Bresse【199.5 km】
コース図 コース断面図
山岳ステージを前にした平坦ステージという事で、
スプリンターにとっては最後のチャンスとなりますが、
総合狙いの選手は翌日に備えてお休み的なすてーじとあな
今日の実況は今年のツール初登場のSaschaさん、
解説は栗村修さん、別府始さんが登場。
放送開始時点では、ウイギンス1人が抜け出しており
70km地点の少し手前を走行中。
単騎の逃げという事と、翌日が山岳という事で集団はのんびりムード。
ウィギンスと集団とは17分以上の差となっていました。
昨日は受難だったチームアスタナ。
エースのヴィノクロフはあちらこちらに包帯が巻かれており、
現総合2位のクレーデンは尾骨にヒビが入っていたのですが、
2人とも今日のレースに出走しているとの事で一安心。
単騎逃げという事で集団は余裕を持って追走。
ホステが走行中にステムをいじってハンドルの角度を調整するなど
集団内での緊張感はそれほど高まっていません。
大きな動きはないまま、最大18分近くまで開いた差が
徐々に縮まっていきました。
補給ポイントでデガーノがサコッシュを受け取る時に落車。
昨日のルカトルに続いて、2日連続補給地点での落車。
結局デガーノはこの落車が原因でリタイア、勿体無い……。
この後スプリントポイントで、ボーネンとザベルが2位争いを展開。
第2スプリントポイントで、ボーネンが2位、ザベルが3位となり
ポイント賞争いはこの時点でボーネンが逆転。
第3スプリントポイントでは両者ポイント無しだった為、
2点差のままゴールスプリントに向かって行きます。
この後レースは大きな動きが無いまま進んでいき、
残り7kmを切った所で逃げていたウイギンスが集団に吸収。
これで恒例のゴールスプリントに向けての位置取り争いがスタート。
道幅が狭い為、かなり危ない争いのように見えましたが、
それでも事故を回避するのがさすがプロロードレーサー。
しかしゴール前ではどこのチームも主導権を握れないまま残り1kmに突入。
どのチームも完璧な引きが出来ないまま、めまぐるしく先頭が入れ替わる、
激しいゴールスプリントを制したのは……トム・ボーネン。
1人だけ1車身抜け出す圧勝のゴールスプリントでした。
2位はフレイレ、3位にザベル。
前半最後の平坦ステージという事で、
スプリンター達が上位に勢揃いしました。(マキュワン除く)
総合トップのマイヨ・ジョーヌはカンチェッラーラが1週間守る事に。
ポイント賞はボーネンが奪い返しました。
山岳賞シャヴァネル、新人賞グセフは変わらずでした。
・étape 6 個人成績
1位 5h 20m 59s トム・ボーネン(QSI)
2位 same time オスカル・フレイレ(RAB)
3位 same time エリック・ザベル(MRM)
・étape 6 終了時総合成績
1位 29h 49m 55s ファビアン・カンチェッラーラ(CSC)
2位 + 33s アンドレアス・クレーデン(AST)
3位 + 35s フィリッポ・ポッツァート(LIQ)
全選手個人成績 & ステージ成績 etc.(from J Sportsサイト)
étape 7からついにアルプス山脈に突入。
今年初の山岳ステージは、後半に山岳ポイント3つが揃い
最後に1級山岳が待ち受ける難コース。
総合争いがいよいよ始まります。
étape 7 Bourg-en-Bresse - Le Grand-Bornand【197.5 km】
コース図 コース断面図
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