2001年の世界陸上にて、日本人初の短距離種目でのメダル獲得(銅)。
2005年の世界陸上でも同じく銅メダルを獲得した
侍ハードラーこと為末大さんが記した1冊。
自身のこと、走り方の技術、そして陸上競技について、
それぞれに熱い想いがこめられています。
余分な筋肉を落とし、必要な筋肉だけをつけるという点は、
アメフトプレーヤー河口正史さんも言っていた事なので、
この本を読んで最先端のアスリートが同じ方向に向いていると再確認。
さらに日本人に適した走法についての文では
日本人とそれ以外の人種による骨格の違いなどから論理を展開。
陸上競技における様々な工夫も記されているので、
この本を読んでおくと今年の夏に行われる世界陸上において
観戦時の見所が増し、さらに面白く見られるようになります。
他にもメンタル面についての話や、
日本でのマイナー競技の扱いを向上させる為に
様々な試みをしている話などなど、面白くて為になり
そして応援したくなる話が満載。
この本を読むと今年の世界陸上・来年の五輪での活躍を
期待せずにはいられなくなりますよ。
・為末大オフィシャルサイト「侍ハードラー」
http://sports.nifty.com/tamesue/
新潮社
為末 大(著)
発売日:2007-05
発送時期:通常24時間以内に発送
ランキング:462
おすすめ度:
陸上を好きになり、足が速くなる本
すべての日本人よ,これを読んで速くなれ!
速く走りたい
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