昨日のBSアニメ夜話は「時をかける少女」が題材。
原作者の筒井康隆さんがやってきただけで、
筒井さんファンの僕としてはお腹いっぱいだったのですが、
技術のつぎ込み方や、シナリオの味わい方など
この番組を見て新たな発見がたくさんあったのがビックリ。
番組見終わった後に時かけを見直してしまいました。
そして番組中のコーナー「アニメマエストロ」で
時かけに使われていた「影なし技法」が紹介されていました。
絵に影をつける事無く、絵の動きだけで立体感を出す技法ですが、
動き続けていないと平らな絵に見えるようになってしまうので、
膨大な動画枚数が必要となってしまうとの事。
確かにスローで解説されているシーンでは、
ほとんど止まっている場面がなく動き続けていました。
時かけでの人物の描き方が、従来の影付きに慣れていた為に
違和感を覚えていたのですが、今回の「アニメマエストロ」のコーナーで
その違和感の原因が分かった事が最大の収穫だったかも。
しかし影をつけない技法って、新海誠さんの描き方の対極だ。
新海さんは光と影を効果的に使う人だからなぁ……。
今回の「アニメ夜話」はオススメ、再放送の際には是非。
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