ドラゴン桜の12巻を読んでいたら、
3月7日のエントリに書いた「二重目標」に
ついて書かれていたのでビックリしました。
他にも「人は面倒くさがり」という話もあり、
読んでいていちいち頷いていました。
面倒だからこそ道具を利用して楽をする。
それが数学や物理では公式に当たる物なんです。
公式は偉大な先人達が作り出した、
現代人への素晴らしいプレゼントなんですけどね。
僕は本当に面倒くさがりです。
だからこそ楽に、間違いを少なくするような
計算方法を自分で確立させて使っていました。
という事で、自分がやっている計算の工夫をちょっと披露。
例えば……58+76という計算があったとしましょう。
これは100を越える事が確定です(しかし200は超えない)。
どちらの桁も繰り上がりがあるので、
ちょっと計算は面倒に感じるかもしれません。
僕の場合、こういう繰り上がりが連続する問題では、
どちらかの数字をキリの良い数字にそろえます。
この問題では76を100にしようとします。
100にするためには24足りない。
これは生活の中で良く出てくる計算ですから
すぐに出来るはずです。
(76円の物に対し100円を支払った際のおつりですから)
て事は58から24借りてくれば100になります。
58は24持っていかれたので58-24で34になります。
よって答えは134です。
手順が多くて面倒くさい……と思われるかもしれませんが、
繰り上がりの計算が無くなるので、計算がとても楽になります。
58+76という計算の場合、それぞれの位で
繰り上がりの計算が発生します。
このように全ての桁で繰り上がりが発生する場合、
どちらかを100になるように数字を貸し借りすれば、
繰り下がりの計算は無くなってしまうのです。
ですから繰り上がり・繰り下がりなどを考えずに
計算が出来るようになります。
こんなコツを使うだけでも、計算ミスは格段に減り
スピードも速くなります。
慣れてくるとそろばんをやっていなかった人
(自分もそう)でも2桁だけではなく、
3桁・4桁ずつ出来るようになっていきます。
そうなるとさらにスピードは上がり、
計算ミスも減るようになっていきます。
その分余った時間を、遊びに使えば良いのです。
次回引き算編?もしくは桁の多い足し算編?
また計算のコツを書いたエントリは作ってみたいですね。
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