現・外務大臣の麻生太朗さんが持つ「日本への想い」が
麻生節全開で書かれています。
イカつい風貌からは想像出来ない位の柔らかい文体。
難しい言葉を極力使わず、使ったとしてもすぐに解説を入れ、
読みやすいのですがだからと言って内容はしっかりしていますし、
自分の考え方を示しつつも、例を示して論の補強も忘れない。
まさにお手本のような文章。
1時間強ほどで読めるぐらいの
内容の方も興味深い内容が満載。
自身が外相となってからの経験を基にし、「日本の底力」の凄さを
エピソードを交え1つずつ丁寧に書かれています。
とは言っても、過去のインタビュー記事と重なる部分があるのは
少し残念では有りますが(「キャプテン翼」の件など)、
日本に対するイメージを良くしてくれる事は間違い無し。
麻生さんに「もっと自信持てよ」と後押しされているような感じを
この本を読んでいて受けました。
やっぱ自虐はいけないよな……もちろん反省すべき点は
きちんと見直していかなければならないけど、
過度な自虐は何も生み出さないからな。
良い本に出会えたと思います。
新潮社
麻生 太郎(著)
発売日:2007-06-06
発送時期:通常24時間以内に発送
ランキング:13
おすすめ度:
読みやすい
単純に面白いです
この人に任せたいと思っていたが
ソートリーダーとしての日本
読みやすいです
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