(21日午前に少し追記・修正をしました)
NYG @ PHIでは、多くの怪我人が出てしまいました。
DEジェヴォン・カースは、怪我をおしてプレイを続けたのですが、
味方と衝突してACLとMCL(前十字靭帯、後十字靭帯)を痛め
シーズンエンドとなってしまいました。
またLSバートラムは怪我を抱えてのロングスナップ、
痛みが有ったからかほとんどブロックできず、
そのブロックの穴がFGミスに繋がってしまったように感じられました。
このように怪我を抱えながらも試合に出ようとする選手は
どのチームにも居り、数え上げればキリが有りません。
アイシールドではセナ君が膝を酷使し、痛みが走っていましたが、
酷使での痛みなら壊れたわけではないので
アイシングをして少し休ませれば何とかなります。
そんな次元じゃない怪我や痛みとも、スポーツ選手は戦っているのです。
今までで一番印象に残っているのケースは、
タイタンズにいたRBエディ・ジョージ。
RBは激しいタックルを受けるポジションです。
しかし肩を脱臼しているにもかかわらず
痛み止めを打ってボールを運び続けました。
なぜ怪我をおしてまで試合に出るのか。
選手達にとっては勝利は何事にも換え難い至上の喜び……
それを味わいたいが為に怪我する可能性や
怪我そのものをおしてまで試合に出るのです。
試合を楽しむなんて言う人がいますが、僕からすれば愚の骨頂。
本気でプレイする事によって素晴らしい結果を出せたからこそ
楽しさを感じる事が出来るのです。
楽しんでプレイをするという発言は本末転倒です。
そんな事を言える人は、本気で上を目指して戦う事の
楽しさを知らない人だけでしょう。
また観客は、自分達には出来ない素晴らしいプレイを楽しみに、
球場まで足を運んだり、テレビで観戦をしたりするのです。
選手達はその期待に応えることこそが
最高のパフォーマンスとなるはずです。
NFLは極限の戦いを見せてくれる場です。
1シーズンにたった267試合しかありません。
だからこそたくさんの試合を見たいと思うのです。
「真剣勝負」だからこそ、面白いし感動するのですよ。